3時10分、決断のとき

原題 3:10 to Yuma
製作年 2007
製作国 アメリカ
監督 ジェームズ・マンゴールド
脚本 ハルステッド・ウェルズ、 マイケル・ブラント、 デレク・ハース
音楽 マルコ・ベルトラミ
出演 ラッセル・クロウ、 クリスチャン・ベール、 ピーター・フォンダ、 グレッチェン・モル、 ベン・フォスター、 ダラス・ロバーツ、 アラン・テュディック、 ヴィネッサ・ショウ、 ローガン・ラーマン

兵士としてもダメ
農場主としてもダメ
最後に残されたのは
“家長” である誇りと責務

善と悪が交錯し、自らを省みた2人の男が贖罪を果たす。
目まぐるしく状況が変わり、最後までどう決着するか分からない西部劇でしか成立しないストーリー。
隠されていた主人公2人の人生が徐々に明らかになり、やがてお互いを理解する。

呪われた銃を手にしたものは必ず死ぬ。
ベン・ウェイド以外は。
だからあのような衝撃的なラストになる。
演出のアイデアに久々に震えました。

シリーズ物の娯楽作も多く手掛けるジェームズ・マンゴールド監督ですが、一流の人間ドラマやサスペンスを撮れる監督なので、これからもその路線で進んで欲しいですね。

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