この世界に残されて

原題 Akik maradtak
製作年 2019
製作国 ハンガリー
監督 バルナバーシュ・トート
脚本 バルナバーシュ・トート、 クラーラ・ムヒ
音楽 ラースロ・ピリシ
出演 カーロイ・ハイデュク、 アビゲール・セーケ、 マリ・ナジ、 カタリン・シムコー、 バルナバーシュ・ホルカイ

ホロコーストで家族全員を失い独り身となった少女クララと医師のアルド。
父親以上・恋人未満の関係を通じて心の傷を癒していく。

危うさと緊張感、そして鮮やかで優しく静かな映像が心に沁みる。
ドイツ・ソ連の迫害を受けたハンガリーの悲しい歴史を描いた味わい深い作品です。

ハンガリーらしい落ち着いているのに鮮やかな色彩がとても好き。

フォリントという響きも懐かしい。
ハンガリーを一人旅したことを思い出します。
ブダペストの雰囲気がとても好きでした。

長編2作目のバルナバーシュ・トート監督ですが、今後どんな作品を残してくれるのか楽しみです。

https://twitter.com/cinematographjp/status/1528247986572390400?s=20&t=onLbA-lDk2xGsHtmf0qySw

akikmaradtak1