白い牛のバラッド

原題 Ballad of a White Cow
製作年 2020
製作国 イラン・フランス
監督 ベタシュ・サナイハ、 マリヤム・モガッダム
脚本 ベタシュ・サナイハ、 マリヤム・モガッダム、 メルダード・クーロシュニヤ
音楽
出演 マリヤム・モガッダム、 アリレザ・サニファル、 プーリア・ラヒミサム、 アヴィン・プルラウフィ

冤罪で夫を失った女性の悲しみと憤りを力強く正面から描いたドラマ。
死刑制度と適切な裁きは表裏一体。
だが検察/司法/宗教、様々な理由で不当判決や冤罪が残る現実は重い…
劇中の善意や幸福も最後には何一つ残らず希望は見い出せないが、この現実を知るためにも観ておくべき。

監督/脚本/主演のマリヤム・モガッダムの覚悟を感じる映画。
2020年の同じイラン映画「悪は存在せず」も死刑を扱った作品。
イランでは厳罰的な法制度もあり、アムネスティの情報を見ると人口当たりの執行数が世界一(非公開の国を除く)のようです。

https://twitter.com/cinematographjp/status/1544234081080074240?s=20&t=IJegfKhNq87aGRBrDmYC0w

Ballad of a White Cow1