| 原題 | Bis ans Ende der Welt – Director’s Cut |
|---|---|
| 製作年 | 1994 |
| 製作国 | ドイツ・フランス・オーストラリア |
| 監督 | ヴィム・ヴェンダース |
| 脚本 | ヴィム・ヴェンダース |
| 撮影 | ロビー・ミューラー |
| 出演 | ウィリアム・ハート、 ソルヴェーグ・ドマルタン、 サム・ニール、 ジャンヌ・モロー、 リュディガー・フォーグラー、 マックス・フォン・シドー、 笠智衆 |
心で見えるものは目には見えない
だから心の中を見てはならない
感じるまま 赴くままに
君は帰り 僕はさすらう
ヴェンダース特集 8作目は、監督のやりたい全てが詰まった280分の集大成ロード・ムービー🎬
「ことの次第」で “映画は物語を必要とせず人の間で作られる” と宣っていたヴェンダース監督。
旅が終着を迎えた後半、不要だった物語が始まることで、今度は人が留まり、映画が “自分探し” の放浪を始める。
ヴェンダース監督は
”人類はどのようにイメージと向き合うべきか”
を考察して描くと共に、
“いかにしてその犠牲者となるか”
という点にも言及しています。
だから
「初めに言葉があった。もし最後に残ったのがイメージだけだったらどうなるだろう?」
とユージーンは問いかけます。
まるで、スマホ&動画時代を見抜くような映画論。
覗くべきは、心の内ではなく “外” 。
それがヴェンダース監督の言う “人と人の間で物語が生まれる” ということなのでしょうか🙂
https://x.com/cinematographjp/status/1841769437378314499
