バッファロー’66

原題 Buffalo ’66
製作年 1998
製作国 アメリカ
監督 ヴィンセント・ギャロ
脚本 ヴィンセント・ギャロ、 アリソン・バグノール
撮影 ランス・アコード
出演 ヴィンセント・ギャロ、 クリスティーナ・リッチ、 ベン・ギャザラ、 アンジェリカ・ヒューストン、 ロザンナ・アークエット、 ミッキー・ローク

何をやってもダメな俺
親も最悪
そんな俺に
突然天使が舞い降りた

俳優ではなくアーティストとしてのヴィンセント・ギャロが生み出した、個性際立つオリジナル映画📽️
登場人物のキャラと映画の雰囲気が見事にマッチ。
誰が観てもブラウンは妙に愛おしく、レイラは紛れもないエンジェル👼

ギャロ監督は明確な映像イメージがありつつ、中途半端なストーリーしか持っていなかったに違いない。
そのまま映画製作に突入し、最後まで突っ切って出来たのがこの映画かもしれない。
レイラは誘拐されたのに、なぜ従順に妻を演じ続けるのか?
彼女の生い立ちも含め、何も描かれていない。
それなのに、我々にそんな疑問を感じさせない “雰囲気” と “魅力” と “包容力” を醸し出すクリスティーナ・リッチは、この映画に愛された女神のようだ。

初めて観た時は若すぎて理解も感情移入もできず、実は受け入れられなかった映画でした。
でも、今観るとこの “だらしなさ” が許せるし、寄り添うレイラも理解できる。
むしろ面白過ぎる愛すべき映画📽️

当時ザワついた映画好きの方々の評価をようやく実感できました😀

https://twitter.com/cinematographjp/status/1592455378402365440?s=20

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