| 原題 | 버닝/Burning |
|---|---|
| 製作年 | 2018 |
| 製作国 | 韓国 |
| 監督 | イ・チャンドン |
| 脚本 | イ・チャンドン |
| 音楽 | モグ |
| 出演 | ユ・アイン、 スティーヴン・ユァン、 チョン・ジョンソ、 チェ・スンホ、 ムン・ソングン |
イ・チャンドン監督⑥
あらゆる “消失” の物語🎬
比喩と対比が連続する明確なストーリーに、全てが曖昧な細部。
“初めから誰もいなかったのでは?” と思わせる村上春樹の原作はイ・チャンドン監督が描くテーマと重なり、ミステリー要素も加わって、これまた凄い映画を見せられた😲
すべては冒頭の「ミカンのパントマイム」で表される。
そこでヘミは何と言ったのか?
“存在しないことを忘れる” とは、この映画においてどういう意味なのか?
そもそも “無い” ものを “ある” と思っていただけなのか?
ウィリアム・フォークナーの短編「納屋を焼く」をモチーフに村上春樹が同名の短編を書き、更にイ・チャンドン監督がアレンジを加える。
だから3人の思想が重層的に重なり、多くの解釈が詰め込まれた映画になったのかもしれない🙂
https://x.com/cinematographjp/status/1913520528620748937
