原題 | Ennio |
製作年 | 2021 |
製作国 | イタリア |
監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
脚本 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
撮影 | ファビオ・ザマリオン、 ジャンカルロ・レッジェーリ |
出演 | エンニオ・モリコーネ、 クリント・イーストウッド、 クエンティン・タランティーノ、 ウォン・カーウァイ、 オリバー・ストーン、 ローランド・ジョフィ、 ハンス・ジマー、 ジョン・ウィリアムズ |
人生を彩るサウンドトラック
その音楽で泣き、笑い、愛し合う
彼はいつも映画の中にいる
この先もずっと
偉人たちが尊敬の念で褒めたたえる人物を、何と表現すれば良いのか! 「この映画も、あの映画も、彼が手掛けていたのか」と気づかされる😶
音符は建築資材
同じレンガもどう使うかで
違う建物になる
だが彼はいつも大聖堂を建てた
1年に21もの映画を担当した
まるで手紙を書くように作曲してしまう
軽く聴こえる曲でも
膨大な知識が隠されている
彼は映画音楽という “フォーマット” を生み出した
映画音楽の “発明者” だ
映画監督は複雑で問題も多い
エンニオは彼らを分析する優れた心理学者で
場面に相応しい音を直観的に判断できる
音楽を聞くと彼だと分かる
音楽に彼の魂が込められていて
弦楽器の最初の音だけでエンニオだと分かる
それは観客にとって恍惚の時間だ
彼こそが音楽
何を書こうが音楽が溢れ出す
音楽の神が彼を通して語るのだ
彼の音楽を聴けば “何かの力だ” と思う
モリコーネがいなければ
映画作曲者の多くは存在しない
もしくは違う何かで
より貧相だっただろう
前世代の音楽家たちは彼の才能を認めなかったが
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
がそれを変えた。
我々が思う映画音楽を遥かに超える何かがある。
彼らの多くは長い時間をかけ、
遂にモリコーネの才能に頭を垂れたのだ。
デボラのテーマ(名曲!🙂)
https://youtube.com/watch?v=PuyYc0gINbU&list=RDPuyYc0gINbU&start_radio=1
この映画で大きく取り上げられたセルジオ・レオーネ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」。
何度観ても、いつ聞いても鳥肌が立ちます😢
同じく大きく取り上げられたローランド・ジョフィ監督の「ミッション」も大好きです🎵
https://youtu.be/xXAfU67n2cg
https://x.com/cinematographjp/status/1747533409579302998?s=20
https://x.com/cinematographjp/status/1747891409947120098?s=20