原題 | Faustrecht der Freiheit |
製作年 | 1974 |
製作国 | 西ドイツ |
監督 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー |
脚本 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー |
音楽 | ペール・ラーベン |
出演 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、 ペーター・シャテル、 カールハインツ・ベーム、 アドリアン・ホーフェン、 ウーラ・ヤコブソン、 イングリット・カーフェン |
愛と金は不均衡
それは搾取だが必然
仲間なのに対等ではなく
社会は常に二重構造
これはすごい映画だ…😲
地位を守るために仲間を食い物にする集団を批判しつつ、金で地位を超越できると思い込む主人公も冷めた目で見る。
体は良いが、頭(脳みそ)は笑いものという見世物小屋の設定が多くを表す。
また、突然のアフリカ旅行で描かれる出来事にも、描きたかった物事の本質が現れている。
そして、仲間だけでなく観客からも受け入れられていないと分かっているかのような “場違い感” を、
演技と存在で表現した主人公が素晴らしい🙂
観終わった後に監督自身と知ってビックリです…
https://x.com/cinematographjp/status/1836677690092646427