フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

原題 Fly Me to the Moon
製作年 2024
製作国 アメリカ
監督 グレッグ・バーランティ
脚本 ローズ・ギルロイ
音楽 ダニエル・ペンバートン
出演 スカーレット・ヨハンソン、 チャニング・テイタム、 ジム・ラッシュ、 レイ・ロマーノ、 ウディ・ハレルソン

夜空に浮かぶ星は、燃え盛り荒ぶる恒星。
でも寄せ集めれば素晴らしく美しい星空になる。

主人公のケリーはマーケティングと広報のプロだ。
現実よりも印象良く見せることができる。星空のように。

“人類は本当に月に行ったのか?”
現在の技術でも難しいのに80年も前に行けたのか?という陰謀論をベースに、NASAのアポロ計画をコミカルなラブ・コメディで描く。
スカーレット・ヨハンソンは緩いラブコメが良く似合います。

皆が信じても嘘は嘘
皆が信じなくても真実は真実

ただ、ストーリーと展開はアプロ11号ほどスムーズに打ち上がらず、月に向かう軌道も効率的ではありません。
でもたまには難しいことを考えず、大人のゆったり感で気楽に楽しめる映画も良い。
他の映画で疲れた時にホッと一息、夜空を眺めるスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムを眺めながら無重力を漂うのもいいかもしれません。

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