フューリー

原題 Fury
製作年 2014
製作国 アメリカ
監督 デヴィッド・エアー
脚本 デヴィッド・エアー
音楽 スティーヴン・プライス
出演 ブラッド・ピット、 シャイア・ラブーフ、 ローガン・ラーマン、 マイケル・ペーニャ、 ジョン・バーンサル、 ジェイソン・アイザックス、 アリシア・フォン・リットベルク

イングロリアス・バスターズ』でナチス相手に戦ったブラッド・ピットが、今度は戦車でナチスに対抗する。
狭い車内に男5人が乗り込む時点で幅広い展開は期待できませんが、愚直に任務を遂行し、逃げずに戦い仲間を守る熱い戦争映画です。
小回りの利かない戦車戦の戦闘シーンの緊迫感は、意外にも面白い。
ウクライナ戦争で戦車の海外支援を求める際に、ウクライナの軍関係者が「戦車1台で歩兵100人に勇気を与えられる」と言っていた意味が良く分かる。

ブラッド・ピットの貢献もあって戦争映画としては楽しい部類だけど、このストーリーはいかんせん広がりが無い。
女性を登場させるために非現実的とも思えるシーンを入れているが、痛々しく、かつ長くてしんどい。
それ以外は任務遂行の連続。
各メンバーを掘り下げるか、もう少しサブストーリーが欲しかったです。

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