| 原題 | Get Out |
| 製作年 | 2017 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | ジョーダン・ピール |
| 脚本 | ジョーダン・ピール |
| 撮影 | トビー・オリヴァー |
| 出演 | ダニエル・カルーヤ、 アリソン・ウィリアムズ、 ブラッドリー・ウィットフォード、 ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、 スティーヴン・ルート、 ラキース・スタンフィールド、 キャサリン・キーナー |
何か奇妙だ
何かがおかしい
その違和感は
きっと現実
怖くないのに怖い。驚かさないのに怖い😣
ジワジワ感が堪らない上質のスリラー。
差別や偏見を受ける側だけが感じる微妙な違和感を拡張し、観客に少しずつ気づかせる。
人は表層で取り繕い、本心と歴史が刻んだ痕跡は簡単には消し去れない。
そして差別しながら、相手に対して恐怖と劣等感を抱くという矛盾。
これは「自分たちは差別なんてしていない」と本当に信じている白人リベラル派に対するアンチテーゼなのかもしれない。
「父は人種なんて気にしないわ」というセリフは、黒人からすると “目の前に存在する不平等から目を背けている” だけに聞こえるそうだ。
“肌の色を気にしない” という建前は、白人が人種的不平等の現実から自らを切り離すための手段とも言える。
主演のダニエル・カルーヤ。
本作の好青年な彼と、他の作品の彼と、ポスターのおじさんのような彼がまったく別人に見えるのは自分だけ?🙄
https://twitter.com/cinematographjp/status/1668528761665630208?s=20
