インビクタス 負けざる者たち

原題 Invictus
製作年 2009
製作国 アメリカ
監督 クリント・イーストウッド
脚本 アンソニー・ペッカム
音楽 カイル・イーストウッド、 マイケル・スティーヴンス
出演 モーガン・フリーマン、 マット・デイモン、 トニー・キゴロギ、 パトリック・モフォケン、 マット・スターン

I am the master of my fate, I am the captain of my soul.
(私は我が運命の支配者、私は我が魂の指揮官である)

白人を受け入れ、皆の誇りを認め、価値観を共有し、分断した国家を再び一つにしたネルソン・マンデラ。
彼はいかにして自らを律し、国民に愛され、融和を実現したのか。
その軌跡を辿る。

クリント・イーストウッド監督作なので様々な要素が入っていますが、この映画はマット・デイモンでもラグビーの映画でもなく、れっきとした「ネルソン・マンデラを描いた映画」。
マーケティング方針を誤ったのか、どうしてラグビー映画っぽくなってしまったのか…
スポーツ描写も素晴らしいですが、政治利用ではなく、国民を一つにする誇れるものとして描いています。

ダニー・グローバー、シドニー・ポワチエ、デニス・ヘイスバートなど、マンデラ大統領を演じた俳優は過去にもいますが、マンデラ本人が「自分を演じるならモーガン・フリーマン」と指名し、更にフリーマンがイーストウッドに依頼して実現した映画だそうです。

https://twitter.com/cinematographjp/status/1542429036118298624?s=20&t=YDYdv-dA3a6jNsS3V5ru5g

Invictus1

 

間違ったラグビー映画バージョン
Invictus2