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ポンヌフの恋人

原題 Les amants du Pont-Neuf
製作年 1991
製作国 フランス
監督 レオス・カラックス
脚本 レオス・カラックス
撮影 ジャン=イヴ・エスコフィエ
出演 ドニ・ラヴァン、 ジュリエット・ビノシュ、 クラウス=ミヒャエル・グリューバー

誰かが君を愛している
君が誰かを愛していたら
“空は白” と言ってくれ
相手は “雲は黒” と答えるだろう
それが愛の始まりだ

汚れた現実主義とロマン主義をどう組み合わせれば、こんな傑作が出来上がるのか?🤔
不浄なのに美的、大胆にして繊細、ミニマムだが壮大。
まさにレオス・カラックスの才能が生み出した魔法🙂

綺麗でなくとも、美しくなくとも、彼の映像は誰にも真似できない芸術。
個人的映画史の中でも、ひと際輝く作品です📽️

そしてこのストーリーにも関らず、当時のフランス映画史上最高の
製作費を掛けてしまった大事件は、凡人にはとても理解できません😓

https://x.com/cinematographjp/status/1738733115747762217?s=20