原題 | Looking for Eric |
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製作年 | 2009 |
製作国 | イギリス・フランス・イタリア・ベルギー・スペイン |
監督 | ケン・ローチ |
脚本 | ポール・ラヴァーティ |
音楽 | ジョージ・フェントン |
出演 | スティーヴ・エヴェッツ、 エリック・カントナ、 ステファニー・ビショップ、 ジェラルド・カーンズ、 ジョン・ヘンショウ |
あなたは悪くない、弱いだけ。
自分の心と向き合うことで、きっと立ち直れる。
あれだけ凄かったカントナだって、実は欠点だらけの天才。
自分を奮い立たせ、チームメイトを思いやり、皆で闘ってきたんだ。
仲間を信じよう!
ケン・ローチ監督作。
このじんわり感は昔と変わらず。
そしてこれはエリック・カントナ本人だ!(エンドロールは “lui-même”とフランス語)
引退後は俳優としてちょいちょい映画出ていて、アカデミー7部門にノミネートされた98年公開の「エリザベス」でフランス大使を突然演じたことで世界を驚かせた記憶が強く残っていますが、この映画ではまさか本人役を演じるとは…。
彼は “才能を持て余していた悪童” で、度重なる行為に母国フランスでは愛層をつかされイギリスに渡り、イギリスでも何度も問題を起こす。
その代表的なものが “カンフーキック事件“。
だからこの映画で「あのカンフーキックは悪くない」って擁護されてるシーンは笑えます。
カントナ知っている人だったらより楽しめるでしょう!
ケン・ローチは1969年の「ケス」から90年代の幾つかの作品を観たままで止まってました。
80歳超えた最近まで作り続けているんですね。
身近なテーマを扱う姿勢はブレず、でも昔の作品より丸くなり見やすくなった気がします。
他の作品も観てみよう!
https://twitter.com/cinematographjp/status/1538157169035464707?s=20&t=m5TzB-GgckB3lepMu5xN_g