原題 | Messi |
製作年 | 2014 |
製作国 | スペイン・アルゼンチン |
監督 | アレックス・デ・ラ・イグレシア |
脚本 | ホルヘ・バルダーノ |
撮影 | キコ・デ・ラ・リカ |
出演 | リオネル・メッシ、 ジョゼップ・グアルディオラ、 アンドレス・イニエスタ、 ホルヘ・バルダーノ、 ディエゴ・マラドーナ、 セサル・ルイス・メノッティ、 ヨハン・クライフ、 ジェラール・ピケ、 ハビエル・マスチェラーノ |
祝! 2022ワールドカップ アルゼンチン優勝記念(2022/12/19 投稿)
メッシがそこにいないとき
“メッシはいる”
モナリザの絵のように
彼が描き出す芸術は永遠
子供時代の実映像、再現映像、レストランでの関係者の会話形式で進む秀逸な構成のドキュメンタリー📽️
チェ・ゲバラを育んだ町ロサリオ。
継続治療が必要な子供時代の病、父の失業、国の経済破綻、どのクラブも治療費負担を拒否するが、バルセロナに拾われて2000年に父と2人で移住。
いつもロッカーの隅に座る小さな少年。だが、才能を認められ、報告書にリトル・マラドーナと書かれて契約手続きに。でも完了までに1年を要する最もつらい1年。
レシャック、クライフが彼の才能を守り・防ぐ。
そしてライカールトがトップチームに抜擢。
ロナウジーニョはロッカールームでずっと隣に座り世話してくれた。バルサでの初得点もロナウジーニョのアシスト。そして自分のことのように喜んで担ぎ上げる。
ロナウジーニョがチームを去り、グアルディオラが21歳のメッシを中心としたチームづくりに着手。
保護を解かれ、才能が更に開花。
メッシがボールを持ったら周りの選手は彼のためのスペースを作り出さないといけない。ビジャ、エトー、イブラなど、メッシの走るコースを妨げる選手はチームを去った。
偽9番、”自由に動く神のポジション”
だが、バルサの同僚が口を揃える「練習ではもっとすごい」
メッシに並ぶ選手はいないが、ペレだけは別枠。
メッシとも言えど彼の話を持ち出してはいけない。
皆が云う「当時と今は違うから比較は無意味」
でもマラドーナはナポリを創った。
だがバルサは既にあり、メッシは彼のタッチでアートに書き加えた。
人類は神に感謝すべき。
メッシがいなければマラドーナを懐かしむだけ。
でもメッシがいるから今を楽しめる。
W杯かフォークランド諸島を獲らない限り、メッシは批判される。でも今日、メッシはW杯を掲げ、あらゆる過去から解放された。
試合後、ピッチで一人だけ涙を流さず、幸福そうに笑っていた🙂
https://twitter.com/cinematographjp/status/1604739314151485445?s=20