| 原題 | Mujeres al borde de un ataque de nervios |
|---|---|
| 製作年 | 1988 |
| 製作国 | スペイン |
| 監督 | ペドロ・アルモドバル |
| 脚本 | ペドロ・アルモドバル |
| 音楽 | ベルナルド・ボネッツィ |
| 出演 | カルメン・マウラ、 フリエタ・セラーノ、 アントニオ・バンデラス、 ロッシ・デ・パルマ、 フェルナンド・ギリェン、 マリア・バランコ |
ペドロ・アルモドバル監督の名を世界的に高めた名作コメディ。
1988年の外国語映画の中では、北米を含む様々な地域で最高興行収入を上げました。
色彩艶やかで遊び心のある映像センス。
ヒステリックで軽妙なハイテンション。
定番にひねりと過激を加えた脚本。
突拍子もなくカオスな展開。
初期のアルモドバル監督の素晴らしい才能が、遺憾なく発揮された作品です。
女性を描き続けてきたアルモドバル監督らしく、主人公のぺパは突然自分を捨てたイバンと寄りを戻したいのではなく殴り倒したいのです。
クタクタの旅行鞄に “思い出” というガラクタをヒステリックに詰め、涙を浮かべて留守番電話のメッセージを待ち、覗き見しながら彼の住むマンションを待ち伏せしても、ペパは感傷的になりつつイバンを殴り倒したいのです。
アルモドバル監督は女性を “これまで通りの女性” として描かず、ありのままの感情で描き、観客も主人公の深い心情が分かるからこそ楽しめる。
痛快な作品でした。
