| 原題 | Nosferatu |
|---|---|
| 製作年 | 2024 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | ロバート・エガース |
| 脚本 | ロバート・エガース |
| 音楽 | ロビン・キャロラン |
| 出演 | ビル・スカルスガルド、 ニコラス・ホルト、 リリー=ローズ・デップ、 アーロン・テイラー=ジョンソン、 エマ・コリン、 ラルフ・アイネソン、 ウィレム・デフォー |
1922の『吸血鬼ドラキュラ』、1979年の『ノスフェラトゥ』(ヴェルナー・ヘルツォーク監督)に続き、ロバート・エガース監督が3度目の映画化。
アイルランドの小説家ブラム・ストーカーのゴシックホラー小説「吸血鬼ドラキュラ」が元ネタですが、どの作品も正式な許諾を得られていないため、正式な原作とは位置づけられていません。
“閉塞的な社会”、”暗い世界観”、”オカルト的な要素”、”不安を煽る映像と音響” を用いて映画世界を作り上げるエガース監督だけに、この題材はうってつけの物語です。
様々な解釈もなされる原作のドラキュラですが、発展から取り残された東欧の僻地に神秘性と興味を見出した深堀する必要のない純粋なゴシックホラーなので、”吸血鬼の象徴性” や “女性の抑圧と解放” のような意味付けは不要です。
よって純粋にエガース監督の作り出す不穏な世界を鑑賞する作品だと言えるでしょう。
その意味でこの映画は成功であり、『ライトハウス』が与えた新たな恐怖感や1992年版/1979年版以上の世界を期待した人には少し物足りないと映るかもしれません。
