| 原題 | 那山 那人 那狗 |
|---|---|
| 製作年 | 1999 |
| 製作国 | 中国 |
| 監督 | フォ・ジェンチイ |
| 脚本 | チウ・シー ス・ウ |
| 音楽 | ワン・シャオフォン |
| 出演 | トン・ルゥジュン、 リィウ・イェ、 ヂャオ・シゥリー、 チェン・ハオ、 ゴン・イェハン |
発展によって失われるもの
それは故郷であり人の心
心は足よりも重い
だから足を使って心を届ける
昨日観た『イル・ポスティーノ』に続き、郵便配達📪
郵便を届ける父の姿を見て、息子は人生の意味を知る。
届けることは、人と人を繋ぐこと。
そして親から子へ、次の世代に受け継ぐことの大切さを教えてくれる🙂
この旅は、息子が一生の中で最も父と長く過ごした時間。
限られた時間の中で、社会の中で父が重要な役割を担い、多くの人間関係を築いていることを知る。
その父を通して、息子も外の世界を垣間見る。
今の時代、インターネットとメールがあれば簡単に外の世界と繋がり、連絡も取れる。
そうではなく、「手で書いた手紙を足を使って届ける」ことで人と人が直に繋がり、より深い感情が生まれることは間違いない。
時代と共に私たちは重要なものを失ってしまったのだと気付かせてくれる映画でもあります。
https://x.com/cinematographjp/status/1910607524492959827
