原題 | Prince of Broadway |
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製作年 | 2008 |
製作国 | アメリカ |
監督 | ショーン・ベイカー |
脚本 | ショーン・ベイカー、 ダレン・ディーン |
音楽 | マクスウェル・グレイ |
出演 | プリンス・アドゥ、 カレン・カラグリアン、 エイデン・ノエシ、 ケヤリ・マヤガ、 キャット・サンチェス、 ビクトリア・テイト |
ショーン・ベイカー監督特集③
通常なら映画の主人公に成り得ない人々に、ベイカー監督はスポットライトを当てる🎬
子供を押し付けられた貧困男性を街で見かけた時、我々は彼をヒーローだと思うでしょうか?
ヒーローではないにせよ、どんなドラマを持っていると想像するでしょうか?
恐らく目を背けるか、何もイメージしないでしょう。
でも彼らも同じ人間で、同じ感情を持ち、生活しているのです。
例え偽ブランドを売っていても、彼らの感情は本物です。
ベイカー監督の映画は『ANORA アノーラ』に至るまで、登場人物の苦しい息遣いを間近に感じる。
でも観客は手助けできず、ただ何が起こるかを見守るしかない。
実際に街で彼らを見かけた時のように。
まだまだ低予算ですが前作よりストーリーも脇役もしっかり描かれ、ジェットコースターのようなアップダウン、中盤のドタバタ劇、ラストで起きる ”何か” に未来の種が見て取れます。
それにしても、よくしゃべる🙂
https://x.com/cinematographjp/status/1902269459706081535