原題 | Punch-Drunk Love |
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製作年 | 2002 |
製作国 | アメリカ |
監督 | ポール・トーマス・アンダーソン |
脚本 | ポール・トーマス・アンダーソン |
撮影 | ロバート・エルスウィット |
出演 | アダム・サンドラー、 エミリー・ワトソン、 フィリップ・シーモア・ホフマン、 ルイス・ガスマン、 メアリー・リン・ライスカブ |
情緒不安定、強迫観念
日々を必死に生きている
そんな俺を受け入れてくれた
君と恋を守ってみせる
冒頭から観客を突っぱねつつ、なぜか惹き込む不思議なテイスト😶
ずっと不安と緊張に包まれるけど(相手役がエミリー・ワトソンだしね)、主人公を自然と応援したくなる。
アダム・サンドラーはいつものアダム・サンドラーだけど、この役だと「笑わそう」というわざとらしさではなく、自己防衛のための挙動に見えてくる。
それを見抜き、狙ったのではなく敢えて彼を配役した制作陣は凄いと思う。
普通はハードパンチを喰らったら平衡感覚を失うけれど、主人公は恋のハードパンチで精神的な平衡感覚を取り戻していく。
でも初めがダウンしている状態なので、立ち上がってファイティングポーズを取りつつも、何度もふらつき安定しない。
そのストーリーのバランスと主人公の精神状態のバランスが絶妙で、まるでロッキーを応援しているような気持になる。
利用中の配信になく、いつか見たいと思っていたポール・トーマス・アンダーソン作品📽️でした。
「リコリス・ピザ」とは異なる風変わりなラブストーリー💖にノックアウトです🙂
なお、マイレージのくだりは “実話”。
1万個以上のプリンを実際に買って大儲けした人がいたってすごい😶
https://twitter.com/cinematographjp/status/1650404729976143872?s=20