サントメール ある被告

原題 Saint Omer
製作年 2022
製作国 フランス
監督 アリス・ディオップ
脚本 アリス・ディオップ、 アムリタ・ダビッド、 マリー・ンディアイ
撮影 クレール・マトン
出演 カイジ・カガメ、 ガスラジー・マランダ、 バレリー・ドレビル、 オレリア・プティ、 グザビエ・マリー

誰もが正しく 誰もが異様
法廷といえど
真の理由は誰にも分からず
その罪は 白黒では裁けない

実子殺しの大罪は、静かに語られる関係者の陳述で白と黒が混ざり合い、限りないグレーの闇へと落ちていく。 
法廷モノなのに、他の映画の法廷劇とは明らかに異なる😨

監督の分身であるもう一人の主人公の視点を借り、法廷で語られる言葉が再び人々の心の中に落ちていく。
弁護士のラストスピーチは心に響くが、それすら的を得ているのか分からない。
覗いているのは “人の闇” なのか、それとも “社会の闇” なのか…😶

https://x.com/cinematographjp/status/1847793022597288273

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