Twitterに投稿した映画の感想を毎週更新(2022年3月開始)

すずめの戸締まり

Suzume
製作年 2022
製作国 日本
監督 新海誠
脚本 新海誠
音楽 RADWIMPS
声優 原菜乃華、 松村北斗、 深津絵里、 染谷将太、 伊藤沙莉、 花瀬琴音、 花澤香菜、 神木隆之介、 松本白鸚

閉じ込めていた喪失感
記憶は薄れ 心の扉も閉めたまま
でも大丈夫 私はあなたの明日
きっと光の中で大人になる

一度も観たことなかった新海誠監督の作品をデビュー作から連日鑑賞し、
やっと辿り着いた最新作📽️
もう言葉になりません😭
これを真正面から描いた勇気、そして観た時の感動以上に後から多くの気づきがあり、
自分にとって深すぎる映画でした😢

これまで描いてきた “子供から大人に”、”喪失感”、”時空に引き裂かれる想い” などのテーマは生かしつつ、
最近は “希望を抱いていいんだ” という優しさが出てきたことがとても嬉しい🙂
震度6~7クラスを4度も経験した身として、震災のテーマは本当に重い…
主人公や家族の見えづらい苦難・葛藤が慎重に描かれていて、とても感傷的な気持ちになりました😢
そして過去作に比べても奥が深い。

ネタバレ含みますが、気づいたこと。
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冒頭の常世で鈴芽は草太の服と靴を身に着けていた。
だから坂道で草太と見て「どこかで会った」と感じた。

そして “椅子” は鈴芽にとっての “要石” 。
椅子が動いたことで昔の自分を探す旅に。
すべては繋がっていて、長い年月を掛けて多くの人に助けられながら “自分で自分を救う” 物語に🙂

そして鈴芽とダイジンの会話は、環と鈴芽の関係そのもの。
また、ダイジンとサダイジンの仲睦まじい様子は、その昔恋人同士だったから?
だから鈴芽の想いを汲み、草太を身代わりの要石とせず、守ってあげたのかも。

時が経てば様々なことに気づくことができる。
想いを交わせば、感情の氷を溶かすことも出来る。

“みみず” が邪魔をする時は、自分で抑え込めなくてもきっと神様が支えてくれる。
大事なものを失い、過去を引きずっていても誰かがあなたを見ていてくれる。

様々な解釈ができるし、知ってから観るともっと深く印象が変わるストーリーです🙂
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デビューから20年の軌跡を、わずか8日で体験した人なんて他にいるのかな?
だから次の作品は早くて数年後とか信じたくない😨
明日からの新海ロスが本当に怖くて、
実写映画の鑑賞に戻れるかも不安だ…

なのでしばらくは他の映画も観ながら、新海作品を再鑑賞する日々かもしれません🙂

https://twitter.com/cinematographjp/status/1630827431526559744?s=20
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suzume1