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エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事

原題 The Age of Innocence
製作年 1993
製作国 アメリカ
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 ジェイ・コックス、 マーティン・スコセッシ
音楽 エルマー・バーンスタイン
出演 ダニエル・デイ=ルイス、 ミシェル・ファイファー、 ウィノナ・ライダー、 ジェラルディン・チャップリン、 マイケル・ガフ

手に入れたかったのは
愛した人と “自分の人生”
許さぬ社会、踏み越える勇気
伝統は何を守っているのか

ある意味これは “ホラー” であり “極道” 映画😶
生きるために狭い社会のルールに従い、”筋”を遠し、わずかな “狡さ” が求められる。
スコセッシが描く文芸作は見ごたえ十分。
今回もNY舞台だけど「いつもの暴力性」が皆無と思いきや、ウィノナ・ライダー演じるメイがだんだん怖くなる。
悪気の無い人の怖さって、底知れぬものがあります…

また伝統に対する皮肉的な視点は、常に “何かに抗う者” を描いてきたスコセッシ監督のテーマに沿ったものかもしれない🙂

https://x.com/cinematographjp/status/1775473633198223740

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