フィフス・エレメント

原題 The Fifth Element
製作年 1997
製作国 フランス・アメリカ
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン、 ロバート・マーク・ケイメン
音楽 エリック・セラ
出演 ブルース・ウィリス、 ゲイリー・オールドマン、 ミラ・ジョヴォヴィッチ、 イアン・ホルム、 クリス・タッカー、 タイニー・リスター・Jr.、  マイウェン・ル・ベスコ

リュック・ベッソン監督特集 6作目。

この映画は、リュック・ベッソン監督が青年期から温め続けた構想。
デビュー作『最後の戦い』がSFだったように、子供の頃からSFが大好き。

若い頃から自分が考えたこの映画を作りたくてたまらず、『ニキータ』の後いよいよ企画に本腰を入れ、予算を作るために2週間で『レオン』の脚本を作ったとのこと。(結果、その『レオン』がメガヒットして代表作になってしまうという皮肉)
だから『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』は彼にとっては意図していないヒット作でした。

デビュー作以降も彼の頭はずっと古典的SF要素に満たされており、更に妄想的ヒロインがそれに加わる。
退廃的だが暗さは無く、奇妙で楽しく、これぞ “超ベッソン” な映画が出来上がりました😃 

あのヘンテコなディーバは誰?と思ったら、監督の当時の奥様という驚き。(もちろん歌はオペラ歌手が吹替)
でもこの映画の公開後すぐに別れ、ミラ・ジョヴォヴィッチと結婚してしまいました。
『ニキータ』も当時の奥様アンヌ・パリロー主演だったし、恋人を主演させるところはフランス人の伝統ですね🙂

https://x.com/cinematographjp/status/1828704432407896178

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