モンタナの風に抱かれて

原題 The Horse Whisperer
製作年 1998
製作国 アメリカ
監督 ロバート・レッドフォード
脚本 エリック・ロス、 リチャード・ラグラヴェネーズ
音楽 ロバート・リチャードソン
出演 ロバート・レッドフォード、 クリスティン・スコット・トーマス、 サム・ニール、 ダイアン・ウィースト、 スカーレット・ヨハンソン、 クリス・クーパー、 チェリー・ジョーンズ、 キャサリン・ボスワース

人間と馬、都会と田舎
異なる世界に生きる者が
心を通わせられると知った時
傷は癒えて 一歩前に踏み出せる

ロバート・レッドフォード監督・主演🎬
誠実な人柄の通り、映画も最後まで誠実でした🙂

映画に登場する人々は皆、それぞれに葛藤を抱えている。
そしてこの映画は、人生を変えてしまうトラウマから立ち直ることの難しさ、そして直接関わっていない人々に対しても、その影響が波紋のように広がる様子を描いている。
俳優たちの演技は堅実で優しく、過剰な演出も演技も展開も必要ない。
だから観客は映画にじっと身を委ね、ただ感じるがままに観ていれば良い。

エンディングは原作の驚きのラストとは異なりますが、不幸なニューヨーカーがモンタナに住んでも “不幸なモンタナ在住者” になるだけだし、原作の終わり方は衝撃的すぎるので、映画の余韻を与えるストーリーは納得感あり。

そして本作はスカーレット・ヨハンソンがブレイクするきっかけにもなった映画。
スカーレット ラブ!を隠さないカメラワークに注目度の高さを感じます🙂

https://x.com/cinematographjp/status/1808771680237727775

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