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聖なる鹿殺し

The Killing of a Sacred Deer
製作年 2017
製作国 イギリス・アイルランド
監督 ヨルゴス・ランティモス
脚本 ヨルゴス・ランティモス、 エフティミス・フィリップ
撮影 ティミオス・バカタキス
出演 コリン・ファレル、 ニコール・キッドマン、 バリー・コーガン、 ラフィー・キャシディ、 サニー・スリッチ、 アリシア・シルヴァーストーン

現代社会は
軽薄さと無気力で溢れている
命を伴う選択すらも
自分では決められない

宗教・神話説もあるけど、ラストを観る限り現代版「ディア・ハンター」📽️
身をもって残酷さに気づいたディア…と異なり、現代では身をもって経験しても保身に走り、他人事で済ます。
すべてにおいて希薄な空気が画面上に蔓延する。

純粋だった者が犠牲となり、保身に走った者が生き残る。まるで
“人間に良心と責任感はまだ存在するか?”
と、問い掛けているよう。

E・フィリップ脚本&Y・ランティモス監督の映画は不条理と言われていますが、そうではなく、これは “問い掛け” なんだと思う😶

https://x.com/cinematographjp/status/1758399515168739334?s=20

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