バウンティフルへの旅

原題 The Trip to Bountiful
製作年 1985
製作国 アメリカ
監督 ピーター・マスターソン
脚本 ホートン・フート
音楽 J・A・C・レッドフォード
出演 ジェラルディン・ペイジ、 レベッカ・デモーネイ、 ジョン・ハード、 カーリン・グリン

故郷に帰ろう
過去の苦しみ 重荷を捨てるために
不本意な現状を消化し
失った人生を振り返るために

それは郷愁? 現実からの逃避?
もう豊かさは消え失せ、何も無いと分かってる。
でも人生に “忘れ物” や “落とし物” をしてきた人は、今いる場を一旦離れ、過去に戻って残してきた悔恨を消化しないと人生を終えられない🥲
うまくいかなかった人生を “より良く終える” ために必要な行為がきっとある。

家族や郷愁の物語だけではなく、明確に “死” を意識させる。
死を前にして、人は何を考え、何を思い出し、何を最優先し、世界とどう関わるのか。
そんな映画でした。

最後の最後の8回目でオスカーを獲ったジェラルディン・ペイジ。熱演でした👏
そしてレベッカ・デモーネイの役柄と美しさも際立つ作品です📽️

https://x.com/cinematographjp/status/1778695993745359247

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