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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

原題 There Will Be Blood
製作年 2007
製作国 アメリカ
監督 ポール・トーマス・アンダーソン
脚本 ポール・トーマス・アンダーソン
撮影 ロバート・エルスウィット
出演 ダニエル・デイ=ルイス、 ポール・ダノ、 ケヴィン・J・オコナー、 キアラン・ハインズ、 ディロン・フレイジャー、 シドニー・マカリスター

競争と欲望の果てに
人生を得て そして失う
見せかけの信仰、商業主義、資本主義
西洋的問題を凝縮した渾身作📽️

昨日のリコリスに続き、WOWOWはPTA週間!
宗教、資源競争、金融、嘘と欺瞞、強すぎる父性など、アメリカが歩んできた道が強烈かつシニカルに描かれていて見ごたえあり!
主人公と司祭の主義主張は行き過ぎだと分かっているが、2人の主張は今の世界でも残り続ける😔

洗礼シーンと、ミルクシェイクシーンの対比と迫力が本当に凄い。
欲望を留めるべき信仰と、欲望に飲み込まれる信仰。
ラストの迫真の演技に半ば笑いながら鳥肌が立ちました🙂

https://twitter.com/cinematographjp/status/1625776776181088257?s=20

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