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マッチ工場の少女

原題 Tulitikkutehtaan tytto
製作年 1991
製作国 フィンランド
監督 アキ・カウリスマキ
脚本 アキ・カウリスマキ
撮影 ティモ・サルミネン
出演 カティ・オウティネン、 ヴェサ・ヴィエリッコ、 エリナ・サロ、 エスコ・ニッカリ、 シル・セッパラ

私は鳥ではなく
地に繋がれた囚人
幸福の国は
時々 夢に見るだけだ

レニングラード… の意味不明なユーモア一転、次作はシュールでブラックなおかしさに。
“不幸” と “消えゆく存在” の象徴マッチは、消える前に一瞬の火を灯す。暖かく仄かな炎は、扱いを誤ると危険な火種に。

“社会の閉塞” と “庶民の不幸” を上手に切り取り、やり場のない怒りをある意味 “爽快” に見せてくれる快作!😀

プロレタリアート・トリロジー(労働者三部作)3作目にして、今に続く構図と作風が完成!
あの部屋、テーブル、ラジオ、食事、謎の音、後の作品で何度も再現されます🙂

https://x.com/cinematographjp/status/1844281478441730340

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