Twitterに投稿した映画の感想を毎週更新(2022年3月開始)

サンザシの樹の下で

山楂樹之恋/Under the Hawthorn Tree
製作年 2010
製作国 中国
監督 チャン・イーモウ
脚本 イン・リーチュエン
撮影 チャオ・シャオティン
出演 チョウ・ドンユィ(周冬雨)、ショーン・ドウ(竇驍)、シー・メイチュアン(奚美娟)、リー・シュエチェン(李雪健)、チェン・タイシェン(成泰燊)、スン・ハイイン(孫海英)

君が生きる限り 僕も生きる
君が死ぬときは 僕が本当に死ぬ時だ
文化大革命を生きた2人の結末は
何を語るのか

個人的 “張 芸謀” 特集 9作目📽️
「活きる」と同じく文化大革命時代の泣けるストーリーだが、今回は若い2人が主人公😢

でもそこは巨匠📣
それだけでは終わらない。
これまで数々の映画に風刺を効かせてきたように、ストーリーに重ねて様々なことを潜ませている気がしてならない🤔

冒頭、サンザシの樹は “過去の英雄” の象徴。
それが途中で “恋人を想う象徴” に変わり、その後ダムに沈んだというラストのナレーションで更にチクリ。
そして文化大革命の下では、多くの人が迫害を受け、真実を語れず、自由恋愛もできない。

“なぜ病を隠したのか?”
隠したくて隠したのではなく、それがこの映画の鍵なんだと…
この時代に起こった多くの悲劇・悲恋を、病をモチーフに描いているんだと思います😶

そんなことを考えながら、巨匠、きっちり泣かせていただきました😢

https://twitter.com/cinematographjp/status/1661280998695264256?s=20

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