Twitterに投稿した映画の感想を毎週更新(2022年3月開始)

ウェンディ&ルーシー

原題 Wendy and Lucy
製作年 2008
製作国 アメリカ
監督 ケリー・ライカート
脚本 ケリー・ライカート
撮影 サム・レビ
出演 ミシェル・ウィリアムズ、 ウォルター・ダルトン、 ジョン・ロビンソン、 ウィル・パットン、 ゲイブ・ネヴァンス

その旅は 再生への旅?
それとも 終わりへの旅?
君と一緒に行きたかったけど
きっと これがいいんだ

公開の2008年は、サブプライム・ホームレスが急増した年。社会システムの中で、”半自動的に” 経済弱者へと追いやられる一般人。
その不安と無常さが、様々な例えを使って淡々と描かれる。生活基盤が無ければ、愛する者と一緒に過ごすことも出来ない😢

今回のケリー・ライカート作品も社会を映しつつ、”抜け出せない” 感が半端ない。
前2作を見た時は “変わらず元に戻ってしまう” と思ってたけど、そうではなく “抜け出せない” のだとようやく気付きました😰

https://x.com/cinematographjp/status/1805875888590143579

wendy-and-lucy1