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ギルバート・グレイプ

原題 What’s Eating Gilbert Grape
製作年 1993
製作国 アメリカ
監督 ラッセ・ハルストレム
脚本 ピーター・ヘッジズ
撮影 スヴェン・ニクヴィスト
出演 ジョニー・デップ、 レオナルド・ディカプリオ、 ジュリエット・ルイス、 ダーレン・ケイツ、 ローラ・ハリントン、 メアリー・ケイト・シェルハート、 メアリー・スティーンバージェン、 ジョン・C・ライリー

“いい人” になりたい君は
ずっと家族の世話をする
だから騎士(ナイト)は
ここを出られないんだ…

青春の日々を過ごせなかった若者たちを代弁する感動作🥲
亡き父への後悔 そして 意図せず父の後を追う人生だったが、カマキリは去り、いつしかプリンセスがナイトを誘う。
思い出を胸にしまい、過去を燃やし、彼は旅立つ。
傍らにはまだ弟(問題)がいるが、弟と一緒でも、少しの運ときっかけを手放さず、現状から抜け出すことはできる。
そんな示唆に富んだ作品です🙂

アーニーは母からMy Sunshineと呼ばれ、ギルバートはMy Knight(発音はNightと一緒)と呼ばれていたのは太陽と夜の対比なんですね。
ナイトと呼ばれつつ優しく世話するギルバートは、感情を表さず突然亡くなった父に重なる。
だからこそ、あの結末で良かったのです🙂

ハルストレム監督の作品はいつも、厳しくも優しい。
そしてディカプリオの演技、何度観ても恐るべし😶

https://x.com/cinematographjp/status/1731586271141904633?s=20

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