Twitterに投稿した映画の感想を毎週更新(2022年3月開始)

ランキング

2023年 ※初見(過去作含む)

アメリカ編

1位はベタですが、これで決まり!🙂
2位はO・ストーン黄金期の渾身作を。
3位の「TAR」は10日以上語れるほど奥深い作品ですが、余白と闇が深すぎるので3位に。

4位・5位は皆大好きな名作と、その原作者の伝記。

そして完全に自分好みの「スワンソング」と「スウィート・シング」が、
他の50以上の作品を押しのけて9位・10位の入賞です😃

① 素晴らしき哉、人生!
② JFK
③ TAR ター
④ ローマの休日
⑤ トランボ
⑥ ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
⑦ レボリューショナリー・ロード
⑧ ベンジャミン・バトン
⑨ スワンソング
⑩ スウィート・シング

ranking_2023_usa1

 

——————————–
フランス編

① 地下鉄のザジ
② 秘密の森の、その向こう
③ ヘカテ
④ 君と歩く世界
⑤ チキンとプラム
⑥ イルマ・ヴェップ
⑦ 男と女
⑧ ある過去の行方
⑨ 1640日の家族
⑩ オートクチュール

新旧入り乱れましたが、1位はやっぱりルイ・マル監督の「ザジ」。↓

2位、S・シアマ
3位、D・シュミット
4位、J・オーディアール
5位、M・サトラピ
6位、O・アサヤス
7位、C・ルルーシュ
8位、A・ファルハディ

と、意図せず有名な監督が並びました。残り2作は個人的に心に響いた作品です🙂

ranking_2023_france

 

——————————–
ヨーロッパ編(フランス以外)

① ミツバチのささやき(スペイン)
② インフル病みのペトロフ家(ロシア・フランス・スイス・ドイツ)
③ 心と体と(ハンガリー)
④ コンパートメント No.6(フィンランド・ロシア・エストニア・ドイツ)
⑤ ひまわり(イタリア)
⑥ 魂のまなざし(フィンランド・エストニア)
⑦ グッバイ、レーニン!(ドイツ)
⑧ 生きる Living(イギリス)
⑨ 丘の上の本屋さん(イタリア)
⑩ クラウド アトラス(ドイツ・アメリカ)

1位:映像美と社会性の驚くべき共存
2位:カオスを映像化する魔術
3位:サスペンス×ロマンス×アートが織りなす芸術

後の順位は決めづらいので直感で😓
芸術性が高いヨーロッパ映画ですが、ドイツとイギリスだけどうしても毛色が違う。

惜しくも漏れたのは「愛する人に伝える言葉」と「憎しみ」でした。

ranking_2023_eu

 

——————————–
米欧以外

① ロングデイズ・ジャーニー(中国・フランス)
② 若き仕立て屋の恋(香港)
③ エンドロールのつづき(インド)
④ 牯嶺街少年殺人事件(台湾)
⑤ SHADOW 影武者(中国)
⑥ 美しい都市(イラン)
⑦ 別れる決心(韓国)
⑧ ロアン・リンユイ(香港)
⑨ 草原に黄色い花を見つける(ベトナム)
⑩ プアン 友だちと呼ばせて(タイ)

「ロングデイズ…」は全体でも今年No1🏆 新たな映像体験を3D鑑賞できたのは幸運でした。
ウォン・カーウァイも素晴らしかったですが、短編なので2位に🙂

中国・香港が2作、インド、台湾、イラン、韓国、ベトナム、タイから1作ずつ。
アフリカ・南米が制作筆頭の映画は未鑑賞のため、結果的にアジアが独占。

ranking_2023_other

2022年 ※初見(過去作含む)

アメリカ編

静かな映画と娯楽大作が入り乱れていますが、トップ3は揺らぎません。
大作より小品好きなのでこの順位🏆
今年は様々な監督の作品に出会いましたが、デヴィッド・ロウリーを1位、コゴナダを2位に。
10位にはアメリカ時代になってからのドゥニ・ヴィルヌーブも入れておきたいのでこれを選択。

 ① ア・ゴースト・ストーリー
 ② アフター・ヤン
 ③ トップガン マーヴェリック
 ④ ストーリー・オブ・マイライフ
 ⑤ テネット
 ⑥ ファーザー
 ⑦ イン・ザ・ハイツ
 ⑧ プロミシング・ヤング・ウーマン
 ⑨ ブルー・バイユー
 ⑩ ボーダーライン

2022_US


——————————–
フランス編

1位と2位は、なぜかこれまで観逃がしていた2作品。
カラックスは「アネット」より「ホーリー・モーターズ」の方が断然良かった(度肝を抜かれた)。
また、今年はヌーヴェル・ヴァーグに初めて触れた年だったので、それらを3~6位に。
8~10位は近年の映画で、描き出す世界や表現方法に驚いた作品。

 ① ホーリー・モーターズ
 ② ディーバ
 ③ 5時から7時までのクレオ
 ④ 気狂いピエロ
 ⑤ 突然炎のごとく
 ⑥ ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
 ⑦ アネット
 ⑧ 天国にちがいない
 ⑨ 海辺の家族たち
 ⑩ 燃ゆる女の肖像

2022_fr


——————————–
イギリス編

1位の「美しき冒険旅行(1971)」は断トツで今年の全体1位です。映画館で観られて良かった!😀
原作の文庫も買って読むほどハマりました。
あとはフランシス・リー監督が2作品、それに挟まれる形でイギリスらしく濃密なスパイものが入っていますが、それ以外は娯楽作が多いですね。

 ① 美しき冒険旅行
 ② ゴッズ・オウン・カントリー
 ③ 裏切りのサーカス
 ④ アンモナイトの目覚め
 ⑤ ベルファスト
 ⑥ どん底作家の人生に幸あれ!
 ⑦ ラストナイト・イン・ソーホー
 ⑧ カセットテープ・ダイアリーズ
 ⑨ エクス・マキナ
 ⑩ ビルド・ア・ガール

2022_UK


——————————–
その他の国

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のカナダ時代の作品が2つ。ドイツが2つ。アジア2つ。
南米、北欧、イタリア、オーストラリアが1つです。
うまくバラけてますが、アフリカがないですね…
アフリカの国が製作国の筆頭に来ている映画自体が希少で、今年観たものだと「皮膚を売った男」だけでした。

① 灼熱の魂(カナダ)
② ある画家の数奇な運命(ドイツ)
③ はちどり(韓国)
④ ノベンバー (ポーランド・オランダ・エストニア)
⑤ MEMORIA (コロンビア・タイ・イギリス・メキシコ・フランス・ドイツ・カタール)
⑥ ヒトラーに盗られたうさぎ(ドイツ)
⑦ ブータン 山の教室(ブータン)
⑧ 静かなる叫び(カナダ)
⑨ ほんとうのピノッキオ(イタリア)
⑩ LION/ライオン(オーストラリア)

2022_OT